こんにちは、3児の母よーこです。
先日失業保険の2か月の待期期間が終了し、1回目の給付金を無事
受け取りました。
1月に退職した後、すぐに夫の扶養に入れてもらっていましたが
失業手当を受給すると扶養から外れることとなります。
退職すると保険証や年金はどうなるの??と思う人もいますよね?
この記事では実際に扶養や国保の手続きを行った経験を交えて
まずは退職後の手続きについてご紹介していきたいと思います。
退職後夫の扶養に入りました
扶養には大きく分けて税金(所得税)と社会保険(健康保険・厚生年金)の2種類があります。
よく言われる「103万円の壁」と「130万円の壁」です。
今回は退職後の社会保険についてのお話です。
扶養に入る条件は?
年収130万未満
夫の扶養に入るには年間の収入が130万未満であることが条件です。
ただし、60歳以上または障害者は年間収入180万未満まで認められています。
この収入は過去の収入ではなくこれからの見込みで計算します。

扶養内で働こうと思っている人は勤務先によって社会保険の加入条件が違うから確認が必要だね。
夫の年収の2分の1
年収が130万未満であっても夫の年収の2分の1を超える場合は扶養に入ることが
できません。
ただし、夫の年収の2分の1を上回る場合でも、妻の年収が130万未満で夫の年収を上回らない場合で夫が世帯の生計の状況を果たしていると認められる時は扶養に入ることができます。
扶養の手続きはどこでするの?
扶養に入る手続きは夫の勤務先でしてもらいます。
私は必要書類を用意して夫に提出してもらうだけでした。
必要書類は?
必要書類は失業手当を受給する場合としない場合では違ってくるので
退職し失業手当を受給することを伝えて必要書類を教えてもらいます。
私の場合は
①離職票1
②雇用保険受給資格者証(両面コピー)
③年金手帳のコピー
が必要でした。
雇用保険受給資格者証をもらうまでに時間がかかったので
無保険期間とならないか心配でしたが幸いにも病院にかかることはありませんでした。
また、退職日の翌日にさかもぼって保険資格も取得できました。

万が一病院を受診しても一旦全額自己負担で支払って、後日返金手続きができるよ。
夫の扶養に入ることのメリット・デメリットって?
メリットは保険料を払わなくていいこと
夫の扶養に入ると自分で保険料を払わなくても夫の勤務先から健康保険証が発行され
3割負担の医療費で医療機関を受診できます。
また、年金についても国民年金の第3号被保険者となり保険料の納付義務がなくなります。

出産一時金も受け取ることができるよ
デメリットは将来の年金額が減ること
夫の扶養に入り第3号被保険者となると受給できるのは老齢基礎年金のみです。
国民年金の上乗せである付加年金や国民年金基金を利用することができません。
おわりに
夫の勤務先に書類を提出してしばらくすると無事健康保険証が届きました。
保険証が手元に届くまでに時間がかかってしまい、すぐに失業保険の受給が始まりました。
失業手当は社会保険上は収入とカウントされるため、扶養を抜ける手続きをすぐに
する羽目になってしまい夫の勤務先に申し訳なく思いました。
勤務先の健康保険によっては、扶養に入る→扶養を抜ける→再度扶養に入る
という手続きを受付ていない場合もあるかもしれませんので
一度確認してみた方が良さそうですね。
次回は扶養を抜け、国保に加入する手続きについてご紹介したいと思います。

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